日本留学と東アジア的「知」の大循環
商品番号:9784862511706
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日本 |
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国際日本学とは何か? 王 敏(編著) A5判 444頁 上製 定価 4,400円+税 ISBN 978-4-86251-170-6 C3036 古代・中世・近世・近代、そして現代。それぞれの時代において、日本と東アジア各国とは、文化的・思想的、あるいは歴史的にどのような影響を与え合ってきたのか? その中で形作られた自他の「日本意識」の共通性と相違とは? 勝海舟の中国観、周恩来、郭沫若ら中国人留学生の日本体験と日本観など、東アジアにおける「知」の大循環を探求する。 目次 序論 東アジアの相互認識を映し出す参照枠(王敏) 第一部 岐路に立つ日本と東アジアに結ばれた「知」の横糸 日本古代・中世の教育と仏教(大戸安弘) 勝海舟の中国観(上垣外憲一) 長崎の唐通事とその子孫(陳東華) 朝鮮時代の中人と公共性(李南姬) 凡父・金鼎卨の風流精神に現れた統合論と公共倫理(秦敎勳) 第二部 東アジアへ「日本意識」の変容 如何にして「東アジアから考える」か?(黄俊傑) 日本語は易しいか(沈国威) もう一つの実学(陳毅立) 禹王(文命)遺跡の語る日本と中国の文化交流史(大脇良夫) 「越境」のアジア主義観(姜克實) 第三部 百年後の検証・中国人の日本留学および、その日本観 傅抱石の日本留学とその影響(廖赤陽) 何香凝と日本留学(竹内理樺) 郭沫若の日本体験と詩歌創作(藤田梨那) 周恩来の中日関係観(曹応旺) 法政速成科のメタヒストリー(古俣達郎) 終論 韓国、中国(朝鮮族を含む)と、日本における道徳教育の現状をめぐる一考察(王敏) |
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